2023.09.05 更新
このたび本事業団は、郷土シリーズの第41巻として『鳥取の震災』を刊行します。これは、地震学と歴史学の専門家が共同して鳥取地震を中心とする山陰地域の地震活動についての調査・研究の成果を、一般市民向けに書き下ろした集大成本です。
鳥取地震から80年。これからの10年間で鳥取地震の体験を語れる人はほとんどいなくなってしまいます。1,210名の犠牲者を出した大震災がよく知られないままに、忘れ去られてしまうのではないかとの危惧の上に立ち、鳥取地震で鳥取の地震は終わったのではなく引き続いていることを、今ある人達と次の世代の人達に正しく伝えていくこと、それが将来確実にやって来る大地震から子や孫や自分自身を救うことになるのではないかと考え、今回の刊行を企図しました。
一人でも多くの市民の皆さんがこの書を手に取り、鳥取と山陰地域に生起してきた地震の特質を知り、自らの生命・財産を守るための参考にして下さることを願います。
― 過去から学び 備える今 ―
基本情報
著 者 西田良平(鳥取大学名誉教授) 香川敬生(鳥取大学工学部教授)
池本美緒(鳥取県立公文書館専門員) 横山展宏(鳥取市歴史博物館学芸員)
櫻井 修(鳥取市社会教育事業団事務局長)
表紙レイアウト 村瀬謙介(小取舎代表)
発 行 一般財団法人鳥取市社会教育事業団
発行年月日 令和5(2023)年9月10日
価格税込 一冊2000円 (B5版138頁)
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