財団法人 鳥取市社会教育事業団

お知らせ

千代田会が市内全小中学校へ『鳥取の震災』を寄贈

2024.01.19 更新

鳥取市内に本社のある株式会社千代田工務店とその協力企業で構成する「千代田会」が、鳥取市のすべての小学校および中学校に、『鳥取の震災』を寄贈して下さることになり、その市立学校分の57冊について、1月19日に鳥取市教育委員会において贈呈式が行われました。

千代田会側からは、会長の上田稔氏と千代田工務店の代表取締役の荒田潤之介氏が、市教委側は、尾室高志教育長、山下宣之教育総務課長および安本雅紀学校教育課長が出席され、上田会長から尾室教育長へ贈呈されました。

席上、上田稔会長は、「一人でも多くの生徒、先生に読んでいただき、80年前の大地震の教訓を今後の防災に役立てていただきたい。このたびの能登地震は何か運命的なものを感じます。明日は我が身という思いでいます」と述べられました。また、荒田潤之介社長は、「私どもは公共工事の仕事をいただいています。この度は地域への恩返しの気持でお贈りさせていただきました。先代の社長が鳥取地震に出遭って家の下敷きになり、母親に助け出された経緯があります。この本に出合って、これはいい本だということを感じ、小中学校全部へお贈りすることにしました。児童・生徒や学校関係の方々に役立てていただけたらと思う」と、寄贈の思いを語られました。

一方、尾室高志教育長は、お礼の言葉として「80年前の地震のことは、私をふくめ子どもたちにはなじみがありません。しかし、このたびの能登地方の地震被害を目の当たりにして、子どもたちは地震のこわさを知ったと思います。学校では毎年防災訓練を実施して初動や避難経路の確認をしていますが、実体験は子どもたちにはありません。この本を活用して、当時の人の心に寄り添いながら、助け合い、思い合う心、命を大切にする気持ちを改めて見つめることが大切だと思います」と述べられました。

贈呈式にはマスコミ数社が取材に訪れていました。式の様子は新聞に掲載されるとともに、日本海ケーブルネットワークテレビにて報道される予定です。